女性のためのフリーペーパー東京パノラマ -pano web-
 

VOL.1
経営学検定試験
経営学を学んでいけば 仕事へのモチベーションもUP!
 栄えある第1回で紹介するのは「経営学検定試験」。経営に関する知識、経営課題解決のための分析能力や実践的な経営技能を問う検定だ。“経営学”なんていうと、「OLの私には関係ないし、難しそう〜」なんて思う人も多いのでは? でも、経営学を学ぶことは、いま自分が働いている会社の仕組みや経営戦略について知ることにもつながるのだ。自分の仕事が、会社にとってどのような位置づけ、意義があるのかを知れば、仕事の見方や仕方も変わり、仕事に対するモチベーションもグッとあがるよね。そのうえ、今の仕事の改善点なども見えてくるかもしれないよ。

 試験のレベルは、初級、中級、上級の3つ。問題は初・中級が四肢択一のマークシート式、上級の一次試験が記述式、二次試験がレポート作成、プレゼンテーション、グループ・ディスカッションとなっている。

 たとえば、経営の基本知識を試す「初級」では、「企業システム」「経営理論」「経営戦略」「経営組織」「経営管理」「経営基本機能」の6分野からそれぞれ出題。問題は公式テキストを中心に出題されるので、よく読んでおこう。初・中級受験用の公式テキスト『経営学の基本』(書店にて発売中)では、企業経営に関する必須知識や重要問題が経営事例などを織り交ぜて紹介されている。なかには最近ニュースでよく耳にする“環境ビジネス”や“コーポレート・ガバナンス(企業統治:企業の不正などを防止するシステム)”に関する記述も。試験のためだけではなく、社会人としての一般常識習得のためにも、読んでおくことをおすすめ。

 その他の受験対策として、主催団体で通信教育講座「マネジメント力養成講座」も開催している。

 社内選抜試験や昇格試験などで、「経営学検定試験」を導入している企業も多い。社内キャリアアップをめざす人に有効な資格といえそう!


経営学検定試験
●受験料
初級4500円、中級6500円、上級(1次)1万4000円 

●問い合わせ先
特定非営利活動法人経営能力開発センター 経営学検定試験協議会
[TEL] 03-5919-3087
[URL] http://www.mken.info


第9回経営学検定試験 初級問題より
Q1. 環境コミュニケーションに関する次の記述のうち、正しいものを選びなさい。
(1)地球環境問題への取り組みには企業の利害関係者がかかわってくることはない。
(2)エコ・ファンドとは、人権問題に積極的に取り組んでいる企業を選んで投資を行うことである。
(3)グリーン・コンシューマーとは、人種差別問題に積極的に取り組んでいる企業を消費者が支援する運動である。
(4)エコ・タウン構想とは、地域社会が環境に配慮した生産活動を行っている企業の誘致を推進することである。

Q2.プロジェクト・チームに関する次の記述のうち、正しいものを選びなさい。
(1)プロジェクト・チームは、ルーティンワークを処理する常設の組織である。
(2)プロジェクト・チームは、実行部隊・実働部隊として目的を達成するための組織というニュアンスが強い。
(3)プロジェクト・チームは、既存の組織構造を大幅に変化して編成される。
(4)プロジェクト・チームは、新製品開発や市場開拓などの非日常的な業務を担当する。

解答
Q1.(4)
解説:企業の地球環境問題への取り組みとそれを支援する利害関係者との関係を問う問題。(1)企業の環境問題への取り組みには、さまざまな形で利害関係者が関与している。(2)エコ・ファンドとは環境問題への取り組みにおいて優れている企業を選んで投資を行うことである。(3)グリーン・コンシューマーとは環境問題への取り組みにおいて優れている企業の製品を積極的に購買する消費者運動のことである。
Q2.(4)
解説:プロジェクト・チームに関する基本的な理解を問う問題。プロジェクト・チームとは、特定の目的達成や問題解決に向けて、一時的に専門家(スペシャリスト)を動員し、役割を達成後には解散する臨時の組織形態である。どちらかといえば、企画・構想の立案を目的としている点において、実行・実働のために編成される「タスク・フォース」とは異なる。また新製品開発や市場開拓などの緊急性に富み、非日常的な業務を担当する。したがって、正答は(4)である。